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▼ホーキング、未来を語る
未来を語る未来、そして時空とは?
前作の「ホーキング 宇宙を語る」は科学書としては異例のベストセラーになった。
それはホーキング自身が述べているように一切の数式(ただ一つを除いて)を使わないで平易に現代宇宙物理学と最先端の世界の成り立ちを説明してくれたからだ。
この「ホーキング 未来を語る」は前作とは違った構成になっている。
一つ一つが独立したパラグラフになっている。
そこがまた読みやすい、丁度良い長さなのだ。(ひょっとしたらホーキングはノーベル「文学」賞を貰えるのではないか?)
で、本書では「時間」にフォーカスして、これまたやさしく解説してくれている。
どの程度、僕がそれを「本当に」理解したかは疑わしいが、それでも何故、この世の中の時間は一方向にしか進まないのか、という物理の大問題が問題であることを理解した。
それにしてもさ、こういう本って、脳が刺激を求めるせいか、ときどき無闇に読みたくなるんだよね。
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▼時間はどこで生まれるのか
なぜ時間は過去から未来に流れるのか。
なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。
相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、こうした素朴な疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。
現代物理学の知見を考慮しなかったり、日常の感覚を無視して議論していたためである。
本書は、科学が明らかにした時間と空間の本質を基本としながらも、人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。
人間的時間と物理学的時間を統合する、目からウロコの画期的な時間論。
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